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【アセンション・プロセス】クンダリーニが覚醒して起こる様々な心理的・身体的症状

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占星術のホロスコープにおいて、蠍座の金星&火星が接合している自らの体験を元に、尾てい骨に眠る第一チャクラが目覚め、脊椎に沿って昇っていく時に生じる色々な症状や問題についても述べていきたいと思います。

こうした生きる上での苦難は、クンダリーニが覚醒したことで起こるのですが、菜食主義や精神的指導者の元で、ヨガや呼吸法を行いながらゆっくりとプロセスを進めていくのが最も望ましいと言えます。

しかし、「時のしわざ」によって、出産や交通事故などがきっかけとなり、圧倒的な身体的・感情的痛みを味わってしまう場合も少なくありません。

こうなってしまうと、「霊的変容の過程が劇的に進行してしまい、自分のコントロールを超えてしまうことで、日常生活に支障をきたすな状態」に陥ります。

スピリチュアルな目覚め・霊的変容に基づく自我意識の崩壊と心の再構造化

霊的変容というのは、日常生活における普通の自我意識よりももっとも深い、魂の深層にあるものが出現し、それにともなって意識や人格のあり方が大きく変化するということです。

これを理解するためには、唯物論的価値観ではなく、霊的リアリティを含む価値観を知る必要があります。

人間は、肉体に縛られている存在ではなく、その本質は霊的な魂であり、それは宇宙と不可分につながっているのです。

そうした価値観は、日本でも昔は伝統的に社会から受け入れられていました。

これは、単なる机上の空論ではなく、霊的経験を理解するために作られた必要な枠組みなのです。

人間という存在は、近代社会の常識が考えているよりも遥かに深遠な存在であり、物質世界と隔てられている霊的世界の奥深さ・崇高さが理解できる可能性もあることを理解して頂きたいと思います。

霊的変容とは、「人間が持っている現実感覚が拡大し、物質次元を超えるようになること」を意味します。

こうした変容が起きるのは、人間の本質は宇宙的な意識であり、その状態に帰還しようとする基本的な性質を持っているためです。

すなわち、宇宙意識から、個別的な意識の状態を経験し、また宇宙意識へ戻っていくという「大いなる意識の旅」を行なっているのです。

「宇宙意識とは何か?」というのは究極の問いですが、多くの伝統においては、それは「大いなる愛」もしくは「神」と呼ばれています。

それを理解し、魂の霊的な変容を求めようとする試みが「修行」という営みです。

ところが、特に修行を行なわなくても、自発的に霊的な変容のプロセスが起こってしまう場合があります。

自我意識(エゴ)は、それに強く抵抗することも多いですが、変容のプロセスは情け容赦なく進行することもあります。

伝統的な修行の体系においては、道場やアシュラムが用意され、修行者は少なくとも一定期間は日常生活から離れ、修行に打ち込むのが通例でした。

変容の過程においては、日常的な自我のレベルで安定していた心の構造が崩壊していきます。

そして、人によって時間の長さは異なりますが、一定の移行期間を経て、一つレベルの高い次元において「心の再構造化」が起こり、そこでまた安定を得ることになります。

ここで再び、日常生活も霊的な生活も両立することが可能になります。

そうした「崩壊と再構造化」のプロセスは一回だけではなく、複数回起こることも多く、さらなる意識の次元を上がっていくのを強いられる場合もあります。

こうした移行期間においては、心が非常に混乱した状態に陥ることが珍しくありません

作家の田口ランディさんの著書である「コンセント」(幻冬舎文庫・2001年12月出版)の中では、シャーマン体質を持つ主人公の変性意識状態が詳しく描かれています。

こうした変容は心理的なものだけに限らず、身体的にもボロボロの状態になる場合もあります。

こうした状況では、日常生活から隔離された静かな環境において、十分なケアが提供される必要があります。

古来の道場やアシュラムという仕組みは、そのための最適な条件を用意していました。

そこには長年に渡る数多くの人々の経験からくる知恵が蓄積されていたからです。

しかし、最適な条件が用意された環境ではなく、またそういう霊的な伝統そのものについて全く知らないような人にも、こうした変容が起こってしまう場合も最近は増えてきています。

それは、アセンションによる人類の意識進化の加速的なプロセスに由来するものかもしれません。

デカルト的・ニュートン的な機械論的世界観が当然とされている現代社会の仕組みの中では、それに対応する適切なケアは何ら提供できません。

1.身体的な症状については医学的な処置では解決できない

2.心的・霊的な問題については、現代の精神医学はほとんど無力である

というのが現状なのです。

無力で済めば良いのですが、不適切な治療によって破壊的な結果をもたらす場合も存在します。

例えば、霊的なヴィジョンを見たりするような経験に対して、霊的次元を認めていない精神科医が、これを「精神分裂病」と診断して医薬品を大量投与してしまう、といった具合です。

これでは、霊的変容の問題を悪化させてしまい、解決の道が提示されることはないのです。

参考文献として、スタニスラフ・グロフ、クリスティーナ・グロフ著である「魂の危機を超えて」(春秋社刊・1997年3月出版)が役に立つと思います。

物質的身体の変容を促すクンダリーニは豊かな宇宙エネルギーの現れである

ここでは霊的な変容の中でも、特に強烈な症状が現れる「クンダリーニ現象」について取り上げたいと思います。

インドのヒンドゥー教や仏教には、宇宙は全て種の意識エネルギーから形成されているという宗教的な世界観があります。

それこそが、クンダリーニ現象を理解するための助けとなります。

人間の心あるいは身体についても、細かい意識で形成されている宇宙エネルギーがある種の形になって存在しています。

宇宙にあまねく存在する無限定のエネルギーが、ある限定された物質的な形を取ること

それはすなわち、

宇宙にあまねく存在する無限定の宇宙意識が、個別の意識的な存在として現れること

と同じ意味を持ちます。

もっと単純に、

意識=エネルギー

という風に理解するのが分かりやすいと思います。

こうした宇宙エネルギーは、チャクラと呼ばれるエネルギー・センターを通して、身体や心の次元のエネルギーに変換されています。

つまり、

チャクラとはエネルギー変換装置

なのです。

この宇宙エネルギーは、通常の状態では、脊椎の付け根、尾てい骨にある第一チャクラの位置で「とぐろを巻いた蛇」のように眠っている、とヨーガの文献では表現されています。

これこそが、クンダリーニと呼ばれるものです。

気功という健康法がありますが、そもそも「気」とは、宇宙エネルギーの色々な次元の一つの現れであり、物質レベルではありませんが、物質に近接しているエーテル次元の宇宙エネルギーのことです。

すなわち、物質世界(現実世界)と霊的世界との境界で、宇宙エネルギーの入出力部分(インターフェーイス)に該当するものが「気」だと言えます。

霊的な変容が始まると、このクンダリーニのエネルギーが覚醒し始めます。

そして、最初の無限定な状態の宇宙エネルギーに戻ろうとするのです。

言い換えれば、1万ボルトの高圧電流を100ボルトに変換して家庭に提供していたものが、再び電圧を上げ、1万ボルトの状態に戻ろうとするようなものです。

当然のこととして、100ボルトの状態に慣れていた心と身体は、エネルギーの高い状態に適合するよう、ダイナミックな変化を起こします。

具体的には、身体の筋肉の一部が硬直し、パイプが詰まった状態になって、エネルギーの通りにくい「ブロック」が存在する場合には、そのブロックを解消する必要があります。

その時に、心と身体の両面で様々な劇的な症状が発生することがあります。

しかし、それは全て心と身体が、エネルギーの新しいレベルに適応しようとする浄化のプロセスなのです。

第一チャクラに眠っているクンダリーニが覚醒して起こる心と身体の症状

クンダリーニ体験に伴う現象について、多く見られる特徴を列挙したいと思います。

プラーナの活性化と、浄化としてのクリヤ

プラーナとは、中国において「気」を意味しており、身体が持つ生命エネルギーのことです。

クンダリーニとは、プラーナの根源にある宇宙的なエネルギーであり、それは宇宙意識に由来している、というのがインドのヴェーダ的な世界観です。

こうした視点は、クンダリーニ現象を理解する上で最も有効です。

本来、ヨーガ的な世界観は頭だけで考えられたものではありません。

修行者の実体験をベースに作られたものです。

身体感覚を無視し、知性だけに頼ろうとする西洋近代哲学は、この点においての視野の狭さを、率直に認める必要があります。

科学技術で問題を解決しようとした結果、気候変動や大気汚染を招いた環境問題と全く同じです。

哲学を語るのであれば、大自然あるいは身体のレベルに根ざして物事の本質を考察することが非常に大切です。

クンダリーニ現象が起こると、プラーナ(気)が体内を強く流れたり、脊椎を強烈に上昇する場合があります。

クリヤとは、こうしたエネルギーの流れによって、身体の不随意な動きが起こることを指します。

身体がブルブル、ガタガタと震動したり、手足がビックと動いたり、突然に身体が反ったり、曲がったりする激しい動きが、自らの意図とは無関係に発生します。

気の感覚は気功の実践を行えば、誰でも数週間~数ヶ月くらいで分かってきます。

気の感覚に伴って体が震動することは、普通にしばしば起こります。

とは言え、気功の実践は、健康法として「気」の扱いを自分でコントロールできますし、すぐに止めようと思えば止めることが可能です。

クンダリーニのクリヤの場合は、止めようととしても簡単には止められない程に強烈な勢いがあります。

そのため、自分自身や周囲の人々は、恐怖を感じてしまうことも珍しくありません。

ところが、これは生命エネルギーの流れが通常より遥かに強くなったため、それに適合する身体に変化し、対応しようとする過程の健全な現象なのです。

大きなエネルギーが流れにくいようなエネルギーのブロック(心の傷が蓄積した部位や過去の外傷が関係)が解放されていく時に、身体の自発的な動きとなって浮かび上がってくるのがクリヤなのです。

ゴミの詰まったパイプを掃除する時に、強い水圧の水で洗い流すと、ゴミが次々と剥がれ落ちて出てくるのと似ています。

ヨガや呼吸法などで身体を柔軟にする習慣を心がけ、人生で大きなダメージを背負っていない人は、心理的・身体的なエネルギーのブロックが少なくて綺麗なので、クリヤ現象はあまり起きないと言われています。

ただし、インドの寺院や日本の神道で生まれ、スピリチュアルな心や身体の使い方を教育レベルで受けていない多くの人々にとっては、「~しなければならない」という社会通念に縛られていたり、対人関係の痛みを抱えていたりして、クリア現象が出てくるのは仕方がないと考えられます。

瞑想と併用してハタ・ヨーガの体操が行なわれるのは、心と身体のこわばりを少なくして、体内のエネルギーの通りを良くすることを目的としています。

そうしておけば、クンダリーニが覚醒しても、強烈なクリヤは起きにくくなるという予防的観点に基づいているのです。

古来、シヴァ神が占星術とヨーガを人間に教えたとされており、この2つは体系化された完璧なシステムなのですが、こうした知識がなく、突然にクリヤ現象が出てくると、大抵の場合は戸惑ってしまうのが現状です。

クンダリーニ現象に対する正しい理解を持っておくことは、アセンションに伴うスピリチュアルな意識の進化のためにも、自らの運命を左右する貴重な情報源となることは間違いありません。

身体的症状

様々な身体的な症状が出現します。

身体の中の熱、焼ける感じ、かゆみ、内臓の疾患や、神経的なもの、関節や筋肉の痛み、摂食障害などがあります。

特に頭(頭頂や後頭部)、脊椎に沿った痛みが多いです。

意識が身体から抜けたり、または身体が拡大する経験をする場合もあります。

感覚の鋭敏化が起こったり、逆に麻痺が生じるケースも報告されています。

性欲が高まったり、性欲の異常も見られることも事例として挙げられます。

ヨーガ的現象

無意識的に身体がヨーガのアーサナ(ポーズ)を取っていることも多いです。

目の覚めた通常の意識の時には決してできないような難しいポーズを取ることもあります。

ムドラ(手印)を無自覚に組んでいることもあります。

ヨーガの文献に記録されている、幾何学的図形(ヤントラ)を見たり、聖歌が聞こえたり、サンスクリット文字やマントラの音が聞こえたりする場合もあります。

心理的・精神的混乱

通常の自我意識のコントロールを超えて、メンタル面における色々な現象が噴出します。

未解決の心理的問題(トラウマ)が浮上したり、死に対する恐怖や狂気への怖れが生じます。

不安定で大きい気分の揺らぎが発生します。

不安、怒り、罪の意識、抑うつなどの波が突然に訪れます。

それと同時に、深い共感の心、無条件の愛、他人の感情に対する異常な程の鋭敏さを感じることが多くなります。

自らの癒されていない抑圧された感情の問題を認識し、解決したいという欲求が強くなります。

深いレベルでの葛藤を表現するために、個人的な儀式のような振る舞いを、いつの間にか創り出している場合もあります。

超感覚

ESP(超能力)ではありません。日常にはあり得ない身体的・精神的感覚が生じることを意味します。

具体的には、輝かしい光を見たり、人間ではない存在の姿を視覚したりします。

過去生における体験のような多種多様なヴィジョンを見る場合もあります。

本来は聞こえないはずの声、音楽、ある語句や、ずっと続く内部の音などを聞いたりします。

花や香りの良い匂いがするといった事例も報告されています。

超心理的現象

未来に対する予知やヒーリング能力を授かったり、他者の心を読めるようになる場合があります。

共時性(シンクロニシティ・意味のある偶然の一致)の現象が起こりやすくなります。

電気のような感覚が突然に身体に湧き起こったり、念力現象が生じることもあります。

三昧(サマーディー)的な経験

深い意識の統一状態に入ることで、言い表せないような深い愛と平和を感じたり、直感的な知恵などの感覚がもたらされます。

まぶしい程の光を経験したり、完全な忘我状態にならなくてこ変性意識状態がしばらくの間続きます。

そのことが心の平穏、大きな喜び、圧倒的な至福感をもたらす場合もあります。

瞑想の最中やその後、もしくは自動発生的に生じることもあります。



 

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